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  08 ,2017

自称クリエイティブディレクターの私が、相棒のMacBookPro15inchと共に、Netや新聞、本や、映画で見聞きした、知恵を綴ってまいります。


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Category: 日記

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好き嫌いじゃすまされない世の中に。

バットマン最新作の「ダークナイトライ

ジング」の評判が芳しくない。名うての
批評家からかなり批判されている。

個人的には楽しめた作品だっただけに残
念。確かにストーリーがつじつまが合わ
ず首を傾げるところも正直あるが、圧倒
的な映像の重厚感と、演出家と俳優の熱
く共鳴した思いが観客である私に垂直に
落下してきた。

やはり、この映画は観てから判断してほ
しい作品である。

間違いなく、脚本と演出の精密度と完成
度は前作の「ダークナイト」の方が上
だ。だけど私は映画館でこの作品を観た
とき、映画として満足できなかった。

精緻な監督の知性が画面全体を覆い何と
もいえない閉塞感を感じた。圧倒的情報
量を類い希なる頭脳で組み立てたこの映
画は、劇場の大画面では見落としが多
く、楽しむ前にあっさり終わって、私の
凡庸な洞察力と論理性は遠く突き放され
た。

やっとのことでこの映画の素晴らしさが
理解出来たと思えたのが、iPadの小さな
画面上でのことだ。小さい画面をのぞき
込むように観ることで、ヨーロッパの精
密な機械式時計のようなこの作品を、重
箱の隅をつつくように隅々まで見ること
が出来たのだ。

それに比べて、このダークナイトライジ
ングは精緻さが欠ける分とても見易い。
私にとってはそれぐらいが丁度良く、
心地よかった。

今までのことを端的に言うと、「好き」
に尽きるそれ以上でも以下でもない。

でも、この簡単な表現がなかなか言い出
せないのが人である。

全ての評価が好き嫌いで表現出来れば実
に簡単で良い。が、悲しいかな兎に角こ
の世は感じた嬉しさや、楽しさを正しく
他人に伝えなければならない。

確かにそれは必要なことである。形の
ないあやふやな感情に一定の法則を当
てはめ、論理の積み木を完成し、至極
まっとうな意識と知性を持つ他者に伝
えて理解させ、自分と同等の感情を引
き出すことで、意味と価値を帯びる。

その行為は、社会生活で優位な位置に
立つため絶対的に必要なことである。

そのため、小学校の時から、人は読書
感想文を強要され、その修練に勤しむ羽
目になる。感想を言葉に変換し、他者に
伝える術を身につけ、そして、同時に読
書への憎悪も身につける。

堪能し感動した後に、楽しかっただけで
片を付けられる人間なんぞ、よっぽどの
特権階級か、世俗の欲をかなぐり捨てた
仙人なのかもしれない。

ちなみに、私はクラッシックが好きだ。
勿論確固たる意味はない。自分でもどう
して心引かれるのか一向に分からない。

片田舎で育ち、美術の要素のない世界で
土にまみれて育った。それがいつの間に
やら気が引かれ、耳にするようになり、
今や日常の楽しみの一つに成長している。

しかし、私の場合のクラッシックに対する
興味や愛情は実に肉体に刻まれたもので、
知識も論理も無いものである。同じ曲を
何度もくり返し聞き続け、その中でこれだ
なと自分自身の心引かれた部分を愛してい
る。

だから、俗に言うクラッシックマニアとは
話が合わないどころか、無知なくせに分か
ったことをいう厄介者だ。

昔、会社の同僚で育ちがよく、高学歴の同
僚がいた。書くまでもなく、環境から何か
ら何まで絵に描いたようなクラッシックマ
ニアであった。

私は好きを分かち合おうと、希少価値のある
クラッシック好きの人間に話しかけた。
とたん、知識と構成力の貧弱さを暴露され資
格を剥奪された。

兎に角、彼にとってはだけでは満足ゆくもの
ではなかった。それどころか、彼自身が培っ
た知識と理性を冒涜したと感じた。

勿論、感情を論理的に整理し、組立、言語と
してもれなく万人に理解できるように表現す
ることは人間の知性を格段に飛躍させてきた。
無くす訳にはいかない。

だが、それに捕らわれて、もっと大切なこと
を失ってしまわないか、危惧するのだ。

美しさや、心地よさや、勇気湧く希望を受け
ながら、それを表現する段階で、閉塞感や、
差別視、不自由を感じてしまうなど本末転倒
に違いないのだから。


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テーマ : ひとりごと    ジャンル : 心と身体

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