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2012年1月29日日曜日 5:19ジョブズはゲイツの手紙をベッドの脇に置いて逝った:Bill Gates: 'I wrote Steve Jobs a letter as he was dying. He kept it by his bed’ @TelegraphLong Tail Worldsatomi
ジョブズとゲイツやはり盟友だったのでしょうか。熾烈を極めた
戦いの果てに、離れがたい友愛が生まれることが多々あります。
彼らの人生の中にも、そんな他者が理解しようもない、絆があっ
たようです。
英テレグラフのインタビューでゲイツがジョブズのこと、ふたり
のことを、こんな風に話していたと。
「スティーブは驚くべき天才で、業界に多大な貢献をした人。彼
とは一緒に働いた時期もある。例えばMacintoshが出始めの頃に
は我々(マイクロソフト)の方が彼等(アップル)より大勢のス
タッフを投入していた。やがてふたりはライバルになった。僕の
パーソナルコンピュータの方がアップルよりかなり大きな(市場)
シェアを確保し、5、6年前からスティーブがMac、iPhone、 iPad
で目覚しい成功を納めた。見事な成果だ。ふたりともお互い(の
活躍)が楽しみでもあった」
どちらかというと、ゲイツが静観しつつ、着々と戦略を練り、
布陣を展開し業界を握っていった。その真逆な存在として、ジョ
ブズは激しくゲイツを叱責し、爆発的な、一種辛辣な言動で、
突撃をかけました。
その点は、ゲイツの方が懐が深いというか、冷静に状況を受け
止め、「僕のことをああだこうだ(厳しく)言うこともしょっ
ちゅうだった。辛辣な言葉をいちいち拾ってたら、うんざりす
るほどあるさ」と受け流しています。
そして、2007年ゲイツがMicrosoftを去った後は、彼らの関係は
改善し、ジョブズを見舞い、ふたりで文字通り何時間も思
い出話と未来のことに話を咲かせた」とのことです。
ただ、この関係は単なる仲直りのようなものでは無く、本来闘争
など無く、戦争相手でもなかった。素晴らしい製品をお互い作る
ポジティブな関係だったとゲイツは語っています。
その証拠に、ジョブズはゲイツからの手紙を、死期の迫るベ
ッドの脇にずっと離さず置いていたと、ジョブズ夫人がゲイツに
電話で伝えたとのことです。
一つの時代を互いに築き上げたその精神は、清濁併せ持つ人生の
中でも、その輝きを失わないのでしょう。
私的妄想ライカスナップ写真をご紹介しています。実はライカじゃ
なくて、シグマDP1やNikonD80だったりします。
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